鹿児島市に築30年以上、あるいは40年以上が経過した実家や戸建てをお持ちで、「古すぎて買い手がつかないのでは」「解体費用がかかるのでは」と売却をためらっていませんか。
実は2026年現在、新築価格の高騰を背景に「リノベーション前提で築古住宅をそのまま購入したい」という買い手が全国的に増えており、鹿児島市も例外ではありません。
結論から言えば、多くの築古戸建ては解体せず現状のまま売却できる可能性が十分にあります。
本記事では、築古住宅が今売れやすくなっている市場背景や税制上の追い風、そして実際の売却手順やおすすめの不動産会社まで、順を追って解説します。
「うちの古い家、本当に売れるの?」その不安、鹿児島市の不動産売却最新ガイドを見ればきっと解消できます。
1. 2026年現在、鹿児島市で「築30年以上の古い家」の人気が急上昇している理由

結論から言えば、全国的な新築価格の高騰を背景に、地方都市である鹿児島市でも「中古住宅+リノベーション」という買い方を選ぶ層が広がっており、築古戸建てにとって追い風となる材料が増えています。
新築価格の全国的な高騰と「中古住宅+リノベーション」という新しい買い方
国土交通省が2012年に取りまとめた「中古住宅・リフォームトータルプラン」以降、新築中心だった住宅市場は、リフォームで性能を高めた中古住宅を流通させる方向へと舵を切ってきました。
実際、SUUMOリサーチセンターの調査では、2024年の首都圏新築分譲一戸建ての平均購入価格は前年より329万円高い4,844万円となり、2014年の調査開始以来最高額を記録しています。
住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」によると、中古一戸建ての購入資金は全国平均で2,573万円程度にとどまり、新築との価格差は1,000万円以上にのぼります。
この差額をリノベーション費用に充てれば、新築同等の住み心地を保ちながら総費用を抑えられるため、「中古を買ってつくる」買い方が全国的に広がっているのです。
| 項目 | 新築(首都圏新築分譲一戸建て) | 中古一戸建て(全国平均) |
| 平均価格 | 4,844万円(2024年・前年比+329万円、調査開始以来最高額) | 2,573万円程度 |
| 出典 | SUUMOリサーチセンター | 住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」 |
| 価格差 | 1,000万円以上 | ― |
地方(鹿児島)ほど「リノベ前提で築古をそのまま買う」層が多いデータの実態
地方エリアに限定した公的な比較データは限られていますが、国が空き家の再生・流通を政策的に後押ししている点は見逃せません。国土交通省は既存住宅市場の整備を重要課題と位置づけ、空き家化の防止と既存ストックの有効活用を掲げています。
また、矢野経済研究所の調査では、事業者が中古住宅を買い取りリフォームして再販する「買取再販」市場が2024年に前年比13.3%増、2025年にはさらに18.8%増と拡大が見込まれています。
都市部に比べて新築用地の取得や解体費用の負担感が大きい地方都市では、こうした「既存の建物を活かして住まいをつくる」流れが今後さらに広がっていくでしょう。
鹿児島市においても、リフォーム・リノベーション済み物件を扱う地域の不動産会社が増えていることは、その需要の高まりを裏付ける一つの実態と言えるでしょう。
購入者のトータル予算(物件購入+修繕)のリアルなボリュームゾーン
リノベーションにかかる費用は、規模や劣化状況によって幅がありますが、目安を知っておくと資金計画が立てやすくなります。
中古戸建てのリノベーション費用相場は1平米あたり10万〜22万円程度とされ、床面積100平米の住宅であれば1,000万〜2,200万円ほどが一つの目安です。築30年を超える物件では、水回り設備や耐震補強まで含めると1,000万円以上かかるケースも珍しくありません。
物件価格が抑えられる築古戸建てであれば、その分をリノベーション費用に回せるため、限られた予算内でも理想の住まいに近づけやすくなります。
鹿児島市で築古戸建ての売却を考える際は、こうした買い手側の予算感を踏まえておくと、価格設定や訴求ポイントの検討にも役立ちます。
| 項目 | 目安 |
| リノベーション費用相場(1平米あたり) | 10万〜22万円 |
| 床面積100平米の場合の総額目安 | 1,000万〜2,200万円 |
| 築30年超で水回り・耐震補強まで含む場合 | 1,000万円以上かかるケースも |
2. 古い家を売る際の懸念材料と2026年の税制・市場による追い風

結論として、老朽化への不安があるのは事実ですが、2026年現在は税制の後押しと適正な価格設定によって、築古戸建てでも十分に成約を狙える環境が整っています。
懸念1:設備の老朽化や耐震性への不安(買主はどこを気にしているか?)
国土交通省の調査でも、買主が中古住宅を敬遠する理由として、新築のほうが気持ちよく、間取りも自分好みにしやすいといった心理的な要因が上位に挙がっています。
加えて、実務の現場では、給排水管など設備の老朽化や、屋根・外壁の劣化状況、そして旧耐震基準(昭和56年以前)の建物かどうかという耐震性の面が、買主の関心事として特に重視される傾向にあります。
買主はこうした劣化箇所を事前に把握したうえで、購入後の改修費用を織り込んで検討していることが多いのです。
そのため売却前には、ホームインスペクション(住宅診断)や修繕履歴の整理を行い、劣化状況をあらかじめ「見える化」しておくと、買主の不安を和らげやすくなります。
設備の状態を正直に開示する姿勢自体が、信頼性の高さとして評価されるケースも少なくありません。
| 買主が気にするポイント | 具体的な内容 | 売主側の対策 |
| 心理的要因 | 新築の方が気持ちよく、間取りも自分好みにしやすい | ― |
| 設備の老朽化 | 給排水管などの劣化 | インスペクションで劣化状況を「見える化」 |
| 屋根・外壁の劣化 | 外装の傷み | 修繕履歴の整理 |
| 耐震性 | 旧耐震基準(昭和56年以前)かどうか | 耐震基準適合証明書の取得検討 |
追い風:1982年以降の建物なら「築年数に関わらず」住宅ローン控除の対象に!
中古住宅を対象とした住宅ローン控除は、以前は築20〜25年以内といった築年数要件がありましたが、2022年度の税制改正でこの要件が見直されました。
現在は、1982年(昭和57年)1月1日以降に建築された住宅であれば、新耐震基準に適合しているものとして、築年数を問わず住宅ローン控除の対象になり得ます。
昭和56年以前に建築された住宅の場合も、耐震基準適合証明書などを取得すれば対象となる可能性があります。これは買主にとって大きな安心材料であり、築30年〜40年以上の物件であっても、資金計画上のハードルが下がっていると言えるでしょう。
なお、床面積や所得などの要件もあるため、適用可否は税理士や金融機関に確認することをおすすめします。

注意点:強気な価格設定はNG?成約期間を長期化させないための適正相場観
売却を急ぐあまり、あるいは愛着から相場より高い価格で売り出してしまうと、販売期間が長引きやすくなる点には注意が必要です。
不動産業界のデータでは、相場に合った適正な価格で売り出した物件ほど短期間かつ小幅な値引きで成約しやすく、反対に売り出し期間が延びるほど、最終的な値引き幅が拡大する傾向が示されています。
「高めに出して様子を見る」という値付けは、結果的に値引き交渉の材料を与えてしまい、成約価格を下げる要因にもなりかねません。
築古物件は特に、近隣の類似成約事例を踏まえた適正相場を把握したうえで、最初から「売れる価格」で売り出すことが、スムーズな売却への近道です。査定を複数の不動産会社に依頼し、根拠のある価格帯を確認しておくことも有効な備えとなります。
| 価格設定 | 成約までの期間 | 値引き幅 | 結果 |
| 適正価格で売り出す | 短期間で決まりやすい | 小幅 | スムーズに成約しやすい |
| 高めに設定して様子を見る | 長期化しやすい | 拡大しやすい | 値引き交渉の材料を与え、成約価格が下がりやすい |
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3. 築古物件をスムーズに売却するための3つの選択肢

結論として、築古戸建ての売り方には主に3つの選択肢があり、手元資金や希望する売却スピードに応じて最適な方法を選ぶことが、後悔のない売却につながります。
| 方法 | メリット | デメリット・注意点 | 向いている人 | 現金化までの目安 |
| 現状渡し | 工事費用が一切かからない。リノベ前提の買主に売れる | 契約不適合責任を問われる可能性あり(事前告知が必須) | 手間をかけたくない売主 | 仲介と同程度(個別による) |
| 不動産会社による買取 | 現金化が早い | 買取価格は仲介の7〜8割程度にとどまりやすい | スピード・確実性を優先したい人、相続物件を早く整理したい人 | 1週間〜1カ月程度 |
| 古家付き土地として売却 | 固定資産税の住宅用地特例(最大1/6軽減)を維持できる、解体費用が不要 | 買主から解体費用分の値引き交渉をされる場合がある | 解体タイミングが未定の人 | 通常の仲介と同程度 |
方法1:リフォーム・解体はせず「現状渡し」で売る(最大のメリットは出費ゼロ)
築古戸建てを売る際、最も出費を抑えられるのが「現状渡し」での売却です。リフォームや解体を行わず、建物の状態をそのまま買主に引き渡す方法で、工事費用が一切かからない点が最大のメリットといえます。
近年はリノベーション前提で古い家を探している買主が増えているため、あえて手を加えずそのまま売り出す選択肢が現実的になっています。
ただし、雨漏りやシロアリ被害など、契約後にトラブルとなりやすい不具合については、契約不適合責任を問われる可能性があるため、事前にインスペクション(住宅診断)を行い、把握している不具合は重要事項説明書などで正直に告知しておくことが欠かせません。
手間をかけたくない売主にとっては、まず検討したい方法の一つです。
方法2:少しでも早く確実に手放すなら「不動産会社による買取」
「まとまった時間をかけずに、早く確実に手放したい」という場合に向いているのが、不動産会社による買取です。買取は不動産会社自身が買主となるため、個人の買主を探す仲介と比べて、現金化までの期間が1週間〜1カ月程度と短く済みやすいことが特徴です。
一方で、買取価格は仲介での想定売却価格のおおむね7〜8割程度にとどまるケースが多く、価格よりもスピードや確実性を優先したい人向けの方法といえます。
相続した実家を早く整理したい場合や、内覧対応や複数の不動産会社とのやり取りにかける時間や手間を省きたい場合に、有力な選択肢となるでしょう。仲介と買取のどちらが向いているかは、価格と時間のどちらを優先するかによって変わってきます。
方法3:古家付き土地として売却する際のチェックポイント
建物を解体せず、土地としての価値も踏まえて売却するのが「古家付き土地」としての売り方です。最大のポイントは、建物が残っている間は固定資産税の住宅用地特例が適用され、200平方メートル以下の部分では課税標準が最大6分の1まで軽減される点にあります。
解体して更地にすると、この軽減措置が受けられなくなり、税負担が一気に重くなる恐れがあるため、売却時期が定まらないうちに解体するのは避けたほうが無難です。
なお、木造住宅の解体費用は延べ床面積40坪程度で160万〜200万円が目安とされ、古家付き土地であればこの費用負担を売主が負わずに済む点も大きなメリットです。
買主側で解体費用分の値引き交渉をされることもあるため、価格設定の際はその点も考慮しておきましょう。

4. 鹿児島市で築古戸建て・古い家の売却におすすめの不動産会社3選

結論として、築古戸建ての売却は会社ごとに強みが異なるため、査定の進め方や対応範囲を比較したうえで、ご自身の状況に合った不動産会社を選ぶことが大切です。
ここでは公式サイトで確認できる情報をもとに、地域密着で実績のある3社をご紹介します。
| 会社名 | 特徴・強み | 所在地・拠点 | 主な対応内容 |
| 株式会社コレストエステート(LIXIL不動産ショップ コレストハウジング) | LIXIL不動産ショップ(ERA)のネットワークに加盟。仲介・買取・リースバックなど柔軟な売却手段を提案可能。女性スタッフ多数在籍 | 鹿児島市下伊敷 | 仲介、買取、リースバック |
| MBC不動産(MBC開発株式会社) | 南日本放送グループ。宅地建物取引士79名など専門資格者多数。独自の保険付き仲介サービス「Mサポート」あり | 鹿児島市(南日本放送グループ) | 仲介売却、買取、任意売却、相続、空き家管理、資産活用 |
| 南国殖産株式会社 | 総合商社としての経営基盤。宅地開発から新築建売、中古住宅再販まで幅広く対応 | 鹿児島市皇徳寺台 | 査定、売買仲介、買取、宅地開発、中古住宅再販 |
株式会社コレストエステート(LIXIL不動産ショップ コレストハウジング)

| 屋号 | LIXIL不動産ショップ コレストハウジング |
| 会社名 | 株式会社コレストエステート |
| 所在地 | 〒890-0005 鹿児島県鹿児島市下伊敷1-50-30 |
| 電話番号 | 0120-181-013 |
| 公式サイトURL | https://crst-estate.com/ |
LIXIL不動産ショップ コレストハウジング(株式会社コレストエステート)は、鹿児島市下伊敷に本社を構える、地元に根ざした不動産会社です。2014年10月に分社独立し、鹿児島市内の売買仲介を専門とする不動産センターとしてスタートしました。
全国に約500店舗、海外30カ国以上・約2,300店を展開する「LIXIL不動産ショップ(ERA)」のネットワークに加盟しており、地域に根差した対応力と全国規模の情報網を併せ持つ点が強みです。
仲介はもちろん、買取やリースバックなど売主の状況に応じた複数の売却手段を提案できるため、築古戸建てでも柔軟な売り方を相談しやすい会社といえます。女性スタッフも多く在籍しており、きめ細かな対応を求める方にも安心感があります。
まずは相談ベースで気軽に話を聞いてほしいという方におすすめの一社です。
◯株式会社コレストエステート(LIXIL不動産ショップ コレストハウジング)についてもっと知りたい方はこちら
LIXIL不動産ショップ コレストハウジング公式のHPでくわしく確認する
◯合わせて読みたい記事
LIXIL不動産ショップコレストハウジングの評判は?特徴や売却実績まで
MBC不動産(MBC開発株式会社)

| 屋号 | MBC不動産 |
| 会社名 | MBC開発株式会社 |
| 所在地 | 〒892-8563 鹿児島市樋之口町1-1MBC開発ビル 不動産建設事業本部 |
| 電話番号 | 099-216-2000 |
| 公式サイトURL | https://www.baikyakukagoshima.com/ |
MBC開発株式会社は、南日本放送(MBC)の全額出資により1969年に創業し、鹿児島市で50年以上にわたり不動産事業を展開してきた地域密着企業です。
宅地建物取引士79名をはじめ、不動産コンサルティングマスターや一級建築士など専門資格を持つスタッフが多数在籍し、仲介売却・買取・任意売却・相続・空き家空き地の管理・資産活用まで幅広いニーズに対応しています。
独自の「Mサポート」では、売主・買主双方の不安を軽減する保険付き仲介サービスを提供している点が他社との差別化ポイントです。
直近1年間(2025年4月〜2026年3月)の売却相談件数は856件、契約件数は836件にのぼり、豊富な実績を持つ点も信頼できるポイントといえるでしょう。相続物件や空き家の整理を含めて相談したい方に向いています。
◯合わせて読みたい記事
MBC不動産の評判は?特徴や口コミまで徹底解説
南国殖産株式会社

| 会社名 | 南国殖産株式会社 |
| 所在地 | 〒891-0103 鹿児島県鹿児島市皇徳寺台2-2-10 |
| 電話番号 | 099-264-6411 |
| 公式サイトURL | https://www.nangoku-fudousan.jp/ |
南国殖産株式会社は、鹿児島市皇徳寺台に本社を置く不動産事業部を有し、地域に根差した経営基盤を生かして不動産の査定・売買仲介・買取から、宅地開発、新築建売住宅の建築・販売、中古住宅再販事業まで幅広く手がけている会社です。
豊富な経験と知識を持つスタッフが在籍し、鹿児島市の市場動向を踏まえたきめ細かな売買プランを提案してくれる点が特徴です。
取り扱い物件は戸建て・マンション・土地・投資用物件など多岐にわたり、仲介手数料0円の特集を展開するなど、売主・買主双方にとってコストを抑えやすい仕組みづくりにも力を入れています。
査定から契約・引き渡しまで丁寧なサポートを受けたい方や、総合力を持つ地域企業ならではの安定感を重視したい方に向いている会社です。
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5. まとめ:古い家を放置するのは損!まずは「適正価値」の把握から始めよう

結論として、築古戸建てを放置し続けるのはもったいない選択です。まずはプロの査定で「今の適正価値」を把握することから始めましょう。
築古物件の価値はプロの査定で見極める
築古物件は「古いから売れない」と思い込みがちですが、実際の価値は物件ごとの立地・状態・買主のニーズによって大きく異なります。
ここまで見てきたように、新築価格の高騰を背景にリノベーション前提で古い家を探す買主が増えており、住宅ローン控除の要件緩和という追い風も加わっているでしょう。
そのため、解体や大がかりなリフォームを行う前に、まずは複数の不動産会社に査定を依頼し、現状のままでどの程度の価値がつくのかを確認することが第一歩になります。
査定は無料で受けられるケースがほとんどで、査定額を比較することで、現状渡し・買取・古家付き土地のどの売り方が自分に合っているかも判断しやすくなるでしょう。
放置している間も固定資産税や管理の手間はかかり続けるため、早めの行動が結果的に負担を軽くします。
まずは地域密着の不動産会社への無料相談から始めよう
築古戸建ての売却では、地域の価格相場や買主のニーズを熟知した、地元に根ざした不動産会社に相談することが成功への近道です。
同じ鹿児島市内でも、エリアや物件の状態によって「現状渡し」「買取」「古家付き土地」のどの方法が向いているかは変わってくるため、地元の取引実績が豊富な会社ほど、実情に即した具体的な提案をしてもらいやすくなります。
まずは気軽に無料査定・無料相談を利用し、複数社の話を聞いたうえで、対応の丁寧さや説明の分かりやすさ、提案内容の具体性なども含めて、信頼できるパートナーをじっくり見極めることをおすすめします。
「古すぎるから」とあきらめる前に、一度プロに相談してみることが、納得のいく売却への第一歩です。
鹿児島市の古家売却に強い「株式会社コレストエステート」へ無料で相談する
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